« 北部九州四産業文化の中の温泉文化産業で世界を目指せ! | メイン | 天神コアラ、三重コアラ »

新しい地域興しとしてのNPO観光コアラ

 その新しさに挑戦することの一つがNPO観光コアラ だろう。

 観光市場は団塊世代を中心として、2010年まで模拡大すると考えられており、さらにその後は中国等からの観光客の増加、すなわちアジアの観光暴発が見込まれている。つまり今後しばらく観光産業が発展していくと推測できる。そこに市場性や我々の楽しさを求めていくというのは自然な動きだろう。さらに従来、わが国の旅行といえば団体旅行が主であったが、89.5%が個人旅行という時代なっており、その内訳をみると家族旅行、友人同士、カップル等で、いずれも必ず女性が入っている。そしてこの女性が行き先を含め旅行に関する主導権を握っているといっても過言ではないだろう。そこで、私は今後このムーブメントを大事に考えることによって、コアラの今後の方向性も見えてくるのではないかと思っている。

 中でも、今や湯布院といえば、全国でも「行きたい温泉地」の1.2を争う観光地で圧倒的に個人旅行が多く、しかも一人あたり宿泊単価も九州の中で一番高く2万円代となっている。決して高い事がすべてイイとは言えないだろうが、湯布院の場合、宿、食事等に関する「質」に徹底的にこだわり、その上質の日常生活感を醸し出した結果の価格といえよう。つまり湯布院をモデルにして考えれば、今後の観光が見えてくる事は明白だ。
そこで私たちはNPOをつくり、観光をITで支援し、しかも女性の視点でやっていこうと考えた。「こんなに素敵な場所がある、こんなに美しいものがある。こんなに美味しいものがある。こんなに楽しい人がいる」と。つまり女性の視点で情報発信していくことが観光につながり、しかも湯布院をモデルにしていくことこそ面白い、と、2003年11月「NPO観光コアラ」が誕生した。

_1

 さっそく、2004年7月には女性が主人公の"シンデレラシンポジウム"を行ったり、ホームページ作り勉強会を行ったり、と、様々に挑戦。更に由布院旅館の皆様がインターネット予約に地域全域で取り組む糸口を見いだせずにいることを知り、旅館組合専用の地域型ネット予約システムを開発提供したりした。その予約システムの開発には(株)コアラが協力したが、由布院旅館の様々な特殊な事情を組み込むのに思いの外てこづり、なんと丸一年かかったが、それだけに好評で、昨今はレストラン予約システムとしても稼働している。

 更に、2005年7月、経済産業省の交流促進事業の一環として由布院を舞台に食の魅力をアッピールし宿泊交流客を増加させようというプロジェクトがスタートした。具体的には、他の観光地には見られない旅館の垣根を越えて各旅館の料理人で構成される由布院料理研究会の皆様をアッピールし、ネット観光地図でそれらをわかりやすく案内、ネット予約に結びつけようというもので、kanko-mapシステムとして準備中。国内ではそのような取り組み先例が無く、唯一スペインに似たグループがあると聞き調査に行ったり、NPO観光コアラの活動に賛同する主婦の方々にコンテンツ作りをお願いしたり、と、仕込み中。
Kannkomap
 折りしも、NHK連続ドラマ"風のはるか"が10月から由布院を舞台に食テーマでスタートすることから、今後益々由布院の食は上質で癒しあるものすてきなもの~今言われ始めている"LOHAS な由布院"として育っていくことが予想され、NPO観光コアラとしても大いに頑張ってみたいと思っている。

コメント

コメントを投稿