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コアラの株式会社化

 さて、その時期(2000年)、県・通産省の事業の一環としてハイパーネットワーク社会研究所と一緒にインターネットを県民むけにサービスしてきたことに、同業者が(県・通産省事業でコアラを利用する中からスピンアウトして)生まれ育ったことから税務署が税金を支払うよう通達してきた。過去の事業(1996年以降)総てを対象にしており、県庁担当者は多いに慌てたが結局は支払わざるを得ない。しかし、過去のコアラは同好会式の決算であり毎年きれいに残余金を残さず設備更新に使い切っており、その設備投資額が利益と勘定されるが、残余金が無いのでどうしようもない。仕方がないので二階堂酒造さん初めとする一村一品企業に出資をお願いして株式会社としてお金を集め税金を支払った。

 更に、ADSL・ブロードバンドに変わった瞬間に、維持を含め多額の資金とより専門的な技術スタッフが必要になってきた。ちょうどその時期、たいへん重要な地域変革要因だが大分に福岡への高速道路が開通した。それにより大分は福岡経済圏に入り福岡中心主義の傾向が強くなった。大分営業所が閉鎖され始め、福岡から日帰りで営業するようになる。「九州は一つ」といっても大分に住む我々にとっては隣県宮崎は陸路4時間もかかる処でありその実感がないが、福岡の人たちにとっては確かに九州域内は総て日帰りできて「九州は一つ」そのもの。本当に大分の事を思えば、福岡を何らかの形で意識しなければならないと考え始め、福岡の拠点強化を図り、COARA自体も組織的にボランティアの支えだけでは無理な規模になったということもあり九州電力が筆頭株主の株式会社となった。

 福岡にデータをおけば、全九州、アジア、全世界がより近くになる。そこで福岡市内に独自にギガビット幹線網(MAN:メトロポリタン・エリア・ネットワークと呼ばれた)とデータセンタ、そしてADSLサービス網を独自にいち早く構築し、結果的に大分の第三次豊の国ネットワークと福岡県営のギガビット幹線網に総て直結したブロードンバンド・コンテンツサービスの基礎設備を得たこととなる。

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